映画「ワタシタチハニンゲンダ!」上映会&トーク―外国人学校に対する官製ヘイト、技能実習生、難民、入管の実態など外国人差別の本質にせまる―

日時:2024年2月1日(木)17:20-20:15
場所:上智大学四ッ谷キャンパス6号館101
対象者:どなたでも
参加費:無料
お申込み:https://forms.gle/Gm6QueXiAvXEoUno6

[ゲスト] 髙賛侑/安田菜津紀

戦後日本でくり返される入管法制による外国人差別。その問題を象徴的に表した名古屋入管におけるウィシュマさん死亡事件 (2021年3月)は、日本の入管収容の問題を明示し、社会に衝撃を与えました。

しかしながら、これらは、今になって始まったわけではなく、かつて日本が植民地を求めて侵略戦争を行い、アジアの人々を支配·差別・抑圧したことと無関係ではありません。この映画は、戦後の入管体制と地続きの問題として、在日コリアン、技能実習生、難民、入管収容者など多様な立場の外国人に対する差別問題の全体像を描いています。

映像に収められたすべてが日本社会の現実なのです。この現実を変えるため私たちに求められることは何でしょうか。この現実をどのように捉えることが求められるでしょうか。上映終了後はゲストとともに自分事として捉えるきっかけを探ります。

17:00 開場
17:20 趣旨説明
17:25 映画上映(114分)【英語字幕版、同時通訳あり】
19:20 休憩(舞台設営)
19:30 アフタートーク
20:10 まとめ・終了

髙賛侑
朝鮮大学校卒。文芸活動に従事しつつ、詩 ・ 小説の創作、演劇の脚本 ・ 演出多数。朝鮮関係月刊誌『ミレ(未来)』編集長を経てノンフィクション作家。2015年、ライフ映像ワーク設立、代表。自由ジャーナリストクラプ理事。2019年、ドキュメンタリー映画「アイたちの学校」監督(キネマ旬報文化映画ベスト ・テン。日本映画復興奨励賞受賞)。

安田菜津紀
認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

タイトルとURLをコピーしました