いわゆる「宗教二世」、カルト宗教に入信した方の脱会支援、または、そのご家族からのご相談について

筆者は大学院を出た後、ご縁を頂いた僧侶の方の紹介を経て、一般家庭から出家得度し、僧侶(浄土真宗)となりました。(早いもので二十数年前のことです)

在家から思うところあって僧侶となり、病院の緩和ケア病棟(ホスピス)にて数百名の末期がん患者さんの看取りを経て、既に生活困窮者を中心に、2500人以上の方々の葬送支援に関わりました。

そして罪を犯した方々の支援にも関わるにつれて、同時並行で、私の元には、オウム真理教事件以降、カルト宗教に入信したご家族の方からの相談が、たびたび寄せられるようになりました。

直接、家族の方とお会いした上で、お話を聞き、入信した本人を交えて何度も話をしましたが・・・恥ずかしながら、脱会支援の方は、筆者の経験上(70人以上の脱会支援に関与)、ほとんど上手くいきませんでした。

本人の信仰の意思を変えることは、容易ではないことを、身をもって経験しております。

そして今は、いわゆる「宗教二世」の方々からの相談も数多く、承っております。

既に30人以上の「宗教二世」からのご相談をお受けして、(直接お目にかかったうえで)お話を聞いてきました。

守秘義務があるため、詳細は、このブログ上では書くことが出来ませんが、ひとりひとり、状況は全く異なります。

「生きづらさ」故に、宗教を求めた「当事者」として、この問題に今後も真摯に向き合う所存です。

ご相談したい方は、まずはこのHPの「問い合わせ欄」からお願いします。

(緊急対応中などの場合は、電話に出ることが出来ない場合があります)

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