沖縄の日本の中央政府に対する不信感と憤りが強まっています。
沖縄県で去年12月24日に米空軍兵による16歳未満の少女に対する不同意性交事件が起き、容疑者は逃走しましたが、逮捕されました。
この事実を沖縄県警は沖縄県に伝えず、玉城デニー知事も事実を知らされませんでした。
この容疑者は今年3月27日に起訴されました。
この事実について沖縄県警も那覇地方検察庁も沖縄県に伝えませんでした。
これらの事実を6月25日に玉城知事は報道によって初めて知りました。
玉城知事は「怒り心頭だ」と述べました。当然です。
県政与党野党を問わず、全ての政治家が激怒しています。
沖縄県内に住む沖縄人だけではなく、東京に在住する日本系沖縄人である筆者を含む日本と世界の沖縄人が怒り心頭に発しています。
さらに6月28日に「琉球新報」の独自取材で、県内で米海兵隊員による不同意性交傷害事件が5月26日に発生し、6月17日に容疑者が起訴されたにもかかわらず、捜査当局が沖縄県に何の連絡もしていなかったという事実も明らかになりました。
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