2月27日、3月20日と、労働者協同組合「結の会（ワーカーズ葬祭＆後見サポートセンター）」では、成年後見制度について連続講座として勉強会を行いました。
詳細は→https://yuinokai-roukyou.com/108/
講師は「後見制度と家族の会」代表の石井靖子さん。後見制度と家族の会 (kokenkaizen.com)
お話の内容の一部は、youtubeでも見れます。
兵庫県洲本市 特養 淡路ふくろうの郷
https://www.youtube.com/watch?v=b61Nf9jQnFQ
ご家族に後見人が付いた当事者としての発言を聞かせて頂きました。
(写真・右上。PCを前に話されている女性が石井さん）
石井さんの講演を聞いて下さった方から、講演の感想が届きました。
了承を得た上で、以下、掲載させていただきます。
①貴重なお話を石井さんから聞くことができて、勉強になりました。
私の父に限らず、様々な後見のひどい事例があるのだと勉強会で知れたことは、大変意義深く思いました。
また、弁護士、裁判所のひどい対応が、それほど珍しいものでもない、ということも知れたことは、がっかりしましたが、知れたという点でとても有意義でした。
後見で困っている人のために、石井さんが立ち上がってくださったこと、感謝してもしきれません。
私だけでなく、そのほか後見で苦しめられている人が集まり、話す場ができたということは、ものすごく意味のあることだと思います。
この度はありがとうございました。
②成年後見制度学習は学びが多かったです。
自分が参加している地域でも悩んでいる方は多いのですが、詳しく話を出来る方はいません。
一昨年前から介護保険改正について学習を進めてたり、行政に何らかのアクションを行うなど市民活動は行っているので、後見制度の課題も新たに加えてコミュニティのメンバーと学習していこうと思います。
③貴重なお話を聞くことが出来有難うございました。
今回は後見制度の問題点とともに、社会福祉法人・弁護士・医師の三巨悪徳連合の実態を知ることが出来、大変興味深く聞かせて頂きました。
私も特養や老健勤務時に酷い実態を経験し、福祉や医療の名の下に出鱈目な運営がされている事に怒りを覚えましたが、何もできずせいぜい気が付かない職員に事実を伝えるだけに終わってしまい
虚しさと悔しさだけが残ったことを今でも思い出しますので、石井様の思いは大変良く理解できました。ただ施設相談員経験からすれば、本人の財産を狙う遠い親類と映ってしまう部分もあるようで、客観視できない関係者や職員の中には真に受ける人も多くいて、全ての関係職員が悪い組織ぐるみと言うより権限のある人間の犯罪行為であり、善良な弁護士や医師、社会福祉法人もある中で、権力を利用した社会悪は許されないことです。
いずれにしても多額の金を受け取っている事実があるだけで普通に考えればわかることかと思います。是非また次回も参加するつもりです。