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「人生の最期」を考える―逝き方は生き方 | 中下 大樹 | [公開講座] 早稲田大学エクステンションセンター
講師:中下 大樹(真宗大谷派僧侶、労働者協同組合「ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター結の会」代表理事)
篠田 雅央(有限会社篠田石材工業 代表取締役社長)
| 曜日 | 木曜日 |
|---|---|
| 時間 | 15:05~16:35 |
| 日程 | 全4回 ・07月30日 ~ 09月03日 (日程詳細) 07/30, 08/20, 08/27, 09/03 |
目標
・講師が関わった3000人の死の実態について知る
・受講生一人一人の死生観・人生観を養う
・最新の葬儀や墓事情、安楽死問題への理解を深める
・宗教(主に仏教)的な視点も踏まえ、生と死の問題について皆で議論する
講義概要
人は生きてきたように死んでいきます。
「その時」に<いい人生だった>と心から言いたいのであれば、事前準備は不可欠です。
しかしながら、私たち現代人は、確固たる死生観を持って生きているのでしょうか?
日本社会は既に「多死社会」を迎えており、医療・福祉の現場は崩壊寸前です。
この実態を踏まえた上で、この講座では、宗教者としてホスピス(緩和ケア病棟)で多くの死を看取り、3000件以上の葬送支援、東北や能登の被災地支援など、講師が実際に経験した「生と死」の現場の話を具体例を挙げつつ、解説していきます。
その上で、人が生きる事、死ぬ事を肯定的に捉え、現代の多死社会への理解を深め、自らの死生観・人生観を養います。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 07/30 | 生と死の現場(末期医療・被災地)からの報告 | 病院や在宅の末期医療の現場で今、起こっていること、海外の安楽死現場の実態、東北の被災地等、3000人以上の死に触れてきた講師の体験を元に、人間の「生と死」の現場からの報告を行います。 |
| 2 | 08/20 | 葬儀と寺の過去・現在・未来 | 令和時代の葬儀の実態を報告しつつ、寺と葬儀の関係性、寺の本来の在り方について、戒名やお布施等、様々な事例を交えながら、皆で議論します。 |
| 3 | 08/27 | お墓の過去・現在・未来 | 【最新のお墓事情】について、石材店社長をゲストに招き、「墓じまい」「お墓参り代行」「近年増え続けるお墓の後継者不在問題」「散骨と手元供養」等、最新の供養の形態について語り合い、皆で議論します。 |
| 4 | 09/03 | 逝き方は生き方〜生まれてきて良かったと思える人生とは〜 | 「死」を考えることは、「生」を考えること。受講生の皆様と共に、それぞれの死生観について語り合います。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆講師が一方的に話すだけの講座ではありません。受講生の皆様と顔の見える関係を目指すと共に、感染症対策を行いつつ、可能な限り、語り合うことを重視します。
しかし、発言することが苦手な方は、他の受講生の皆様のお話を聞いていただくだけでも結構です。他の受講生の方の話を丁寧に聞くだけでも、学べることがたくさんあると考えております。
◆この講座では、看取り、葬儀と墓、お寺、安楽死・尊厳死問題について議論します。可能ならば、受講前にご自身で関心のある関連本を読んで頂ければ幸いです。
◆老若男女問わず、人間の<生と死>の問題に関心がある方ならば、どなたでも参加できます。
講師紹介
中下 大樹真宗大谷派僧侶、労働者協同組合「ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター結の会」代表理事大学院でターミナルケアを学んだ後、真宗大谷派(浄土真宗)僧侶となる。その後、緩和ケア病棟(ホスピス)にて末期がん患者数百名の看取りに従事。病院退職後は、大学で教鞭を執りつつ、僧侶・葬儀社スタッフ、社会福祉士・精神保健福祉士として、多くの生活困窮者の葬送支援を実施。その他、東北の被災地支援、孤独死・貧困・自殺対策、成年後見人等の活動も行っている。
著書は、ホスピスや被災地の報告『悲しむ力』(朝日新聞出版)、『あなたならどうする 孤立死』(三省堂)、『死ぬ時に後悔しないために、今日から大切にしたいこと』(すばる舎)、『何があっても生きる〜孤立・貧困・自死の連鎖を断つ〜』(佼成出版社)など他多数。

ゲストスピーカー:篠田 雅央有限会社篠田石材工業 代表取締役社長
