埼玉県越谷市にある就労継続支援B型事業所「ひよせ」さんを訪問してきました

埼玉県越谷市弥栄町1-195-172・就労継続支援B型事業所・ひよせさん(農業がメイン)

越谷市にある就労継続支援B型事業所の「ひよせ」さんを訪問してきました。

越谷市就労継続支援B型事業所ひよせ (ameblo.jp) ←ひよせさんブログ

就労継続支援B型事業所ひよせ (peraichi.com) ←NPO法人就労継続支援B型事業所「ひよせ」さんHP

ひよせの名前の由来(HPより)→ひよせは「陽寄せ」と書きます。ひよせは山間部で谷川の水を温め水田に入れるための水路です。利用者を水田の苗に例えています。苗を成長させることがひよせ事業所の役割です。

就労継続支援B型事業所とは、分かりやすく言うと、障がい等により、一般企業など、通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が困難である方に対して、就労の機会や生産活動等の機会の提供、また、その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練・支援を行う事業所及びサービスのことを言います。

上記のひよせさんのブログによれば、「知的・精神障がいのある方々が、農薬を使わずにお野菜を作っています。実際の生産現場を想定し、実践的で自律的な動きを、学んでいます」と書かれています。

仕事の内容は農業、内職、施設外労働の3種類。

利用者が社会貢献する一員となって、働くことの重要性を理解してもらうことが目的とのことです


ひよせの栽培の特徴としては・・・

・農薬を使わず栽培しています。
・化学肥料を使用していません。
・乳酸菌をまいて土壌微生物を豊かにしています。
・雨水を散水に利用して自然の恵みをいただいています。
・自家製堆肥を作っています。
・野菜クズで液肥を作っています。
・米糠でぼかし肥を作っています。
・種の神様「野口種苗」の種を使用しています。
・自家採種もしています。
・太陽光パネルを設置して自然の恵みをいただいています。
・マルチシートで雑草を抑制しています。
・防虫ネットを使用して害虫を避けています。
・防風ネットで強風に備えています。
・太陽熱消毒をして、自然の力で雑草の抑制、病害中対策をしています。
・在来種のお野菜に挑戦しています。
・みんなの心の結集で育てています。


ひよせさんでは、現在「援農ボランティア・一緒に働く仲間も今なら募集中」です。

見学だけでもどうぞ。お気軽にお電話ください。送迎も相談可とのことです。

興味を持たれた方は→ 048-940-1413 担当 山田さんにお電話ください


労働者協同組合「結の会(ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター)」では、葬儀の返礼品を、障がいのある方々が作ったお品を、ご葬儀の葬家の地元の障がい者施設で作られた物をお返しの品としてお渡しする事業をやっております。

少し前のブログで、所沢市の「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房」を紹介しました。

労働者協同組合「結の会(ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター)」葬儀葬式、成年後見、障がい者、葬儀の返礼品 | 労働者協同組合 ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター 結の会 (yuinokai-roukyou.com)

「結の会」で行う所沢市周辺のご葬儀では、是非とも「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房」さんのお品を返礼品として使わせて頂こうと思っています。

同じように、越谷市周辺での葬儀は、是非とも「ひよせ」さんで作られたお品を、葬儀の返礼品としてお渡ししたいと思っております。

おそらく、日本中を探しても、このような形を行っている葬儀施行の法人は、皆無だろうと思います。

既成の返礼品会社に依頼したほうが、バックマージンも入るでしょうし・・・・

しかし、私たち「結の会」では、故人様の人生最期の社会貢献として、葬儀の際の返礼品を、地元の障がい系施設で作られたお品を返礼品としてお渡しする事業を今後もやり続けます。

(どんな人も、多かれ少なかれ、地元にはお世話になり、その恩恵を受けてきたはずです。その地元には、障がいを持つ人も当然、含まれます・・・)

誰もやっていないことをやるのは困難も伴いますが、同時にやりがいも生みます。

一歩一歩、これからも障がいをお持ちの方々との対話を重ね、少しでもお役に立てるように精進する次第です。

「結の会」の代表は、社会福祉士や精神保健福祉士等、福祉の国家資格を持っています。

だからこそ、返礼品事業は「うちがやらないと、誰がやる!」という強い信念をもって、これからもやり続けます。

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