このままでは介護保険が破綻する 〜どうする、社会保障財源〜 連続4回WEB学習会 ◆ケア社会をつくる会、WAN、WABAS

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このままでは介護保険が破綻する 〜どうする、社会保障財源

私たちケア社会をつくる会は、「こんなはずじゃなかった、介護保険:私たちのケア社会をつくる ~今だから問い直す!介護保険のこれまでとこれから~」と題し、8時間にわたるマラソンシンポジウムを、2024年9月16日に開催しました。そして、介護保険の「過去・現在・未来」について、22人の発言者に縦横に語っていただく中で、根本には財源問題があるとの認識に至りました。

社会保障の財源問題は、介護保険に限らず社会的課題です。介護保険では制度開始前から「保険方式か、税財源か」との議論が重ねられ、社会保険に落ち着いた経緯があります。しかし、高齢者の激増、世帯形態の変化(単身・老々世帯が主流)、経済格差の拡大など、生活を取り巻く環境の劇的変化を受け、これ以上の保険料負担は被保険者にとって限度を超えていることは、多くの人が認めるところです。

そこで今回は、多面的な角度から社会保障の財政問題を提示されている3名の講演者をお迎えし、最終日には全員によるディスカッションを開催します。

奇しくもこの学習会がスタートするのは、25年前に介護保険が始まった4月1日から。多くの方々のご参加をお待ちしています!!📣各回、それぞれお申し込みください。📣

第1回:4月1日(火) 矢野康治(元財務省事務次官・日本生命特別顧問)
第2回:4月7日(月) 金子勝(慶応義塾大学経済学部名誉教授、淑徳大学大学院客員教授)
第3回:4月14日(月) 高端正幸(埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授)
第4回:4月30日(水) 全員でディスカッション 矢野康治・金子勝・高端正幸
コーディネーター 竹信三恵子(ジャーナリスト、和光大学名誉教授)

時間:19:00~21:00(毎回共通)

開催方式:オンラインYouTube配信(協力・社保協)
参加無料
各回ごとにPeatixでお申込みください(近日中に公開)
参加者アンケート(Google Form)

主催団体:ケア社会をつくる会
共催団体:(認定NPO)ウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)、(NPO)高齢社会をよくする女性の会(WABAS)

【講演者プロフィール】
矢野康治(やの・こうじ):元財務省事務次官、日本生命特別顧問、一橋大学顧問、新時代戦略研究所顧問、政策研究大学院大学経営協議会委員、神奈川大学特別招聘教授。著書に「決断!待ったなしの日本財政危機」東信堂(2005年)。

金子勝(かねこ・まさる):淑徳大学大学院客員教授 慶應義塾大学名誉教授。専門はマルクス経済学、制度経済学、財政学、地方財政論。近著に『イギリス近代と自由主義 近代の鏡は乱反射する』筑摩書房(2023年)、『高校生からわかる日本経済 なぜ日本は貧しくなるの?』かもがわ出版(2024年)、『裏金国家~日本を覆う「2015年体制」の呪縛』朝日新書(2024年)。

高端正幸(たかはし・まさゆき):埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授。専門は財政学、地方財政論。主著に『揺らぐ中間層と福祉国家―支持調達の財政と政治』共編著、ナカニシヤ出版(2023年)、『財政学の扉をひらく』共著、有斐閣(2020年)、『福祉は誰のために―ソーシャルワークの未来図』共著、へるす出版(2019年)。

竹信三恵子(たけのぶ・みえこ):ジャーナリスト・和光大学名誉教授)。1976 年、朝日新聞社に入社、同社編集委員兼論説委員、和光大学教授などを経て2019 年4月から現職。女性労働問題研究会代表、「官製ワーキングプア研究会」理事も務める。著書に、『家事労働ハラスメント』(2013年)、『女性不況サバイバル』(2023年)(いずれも岩波新書)など。

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