2016年の熊本地震の際、現地入りした際のこと。
「なんで熊本に地震が?南海トラフなら聞いたことあったけど・・」と被災者の方に言われたことがあります。
「まさか・・・」
中越地震・中越沖地震・東日本大震災でも、筆者は現地に入って支援活動を行いました。
その際、よく聞かれた言葉が「まさか」という言葉でした。
まさか自分が被災者になるなんて・・・まさかこの地域に地震が来るなんて・・・
その言葉は、以前に勤務していた病院の緩和ケア(ホスピス)でも、良く聞きました。
「まさかこの年で、自分がガンになるなんて」「まさか、家族の○○が、ガンになるなんて」
災害も病気も、「その時」は、突然やってきます。
その時の「覚悟」を、私たちは持ち合わせているのでしょうか?
南海トラフで20年以内に巨大地震「60%程度」に引き上げ…「いつ起きても不思議はない」
南海トラフで20年以内に巨大地震「60%程度」に引き上げ…「いつ起きても不思議はない」(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース
南海トラフで20年以内に巨大地震「60%程度」に引き上げ…「いつ起きても不思議はない」
政府の地震調査委員会は13日、南海トラフで今後20年以内にマグニチュード8~9級の地震が発生する確率(1月1日現在)を、前年の「50~60%」から「60%程度」に引き上げた。
南海トラフ地震など周期的に発生する地震では、地震が起きていない期間が長引くほど発生確率が上がる。今回の引き上げも時間の経過に伴うものだ。10年以内で「30%程度」、30年以内で「70~80%」などとしている発生確率については前年の評価を据え置いた。
平田直(なおし)委員長(東京大名誉教授)は13日の記者会見で、「いつ地震が起きても不思議はない状況なので、備えを進めてほしい」と述べた