コロナ禍になって約3年。
コロナで亡くなった方のお弔いを、今まで200件ほど、お手伝いしてきました。
本日のニュースで、やっと厚生労働省が、ご遺体に対し、適切な感染対策を行っていれば、遺体を包む「納体袋」(下記画像参照)を使う必要はないとしたガイドラインを発表しました。
葬儀業界が長い人ならば、警察案件に数多く関わっています。その際に使用するのが「納体袋」。
筆者は、2011年3月の東日本大震災の際に、いち早く現場に入り、腰まで水に浸かり、遺体の捜索から関わったので、その時期に納体袋にもっとも触れた記憶があります。
そんな「納体袋」に、コロナで亡くなった方をお入れして、場合によっては、(志村けんさんの葬儀を持ち出すまでもなく・・)遺族は葬儀に立ち会うことすら出来なかった状況が、ようやく改善されはじめました。
コロナ感染者の葬儀で「納体袋」不要に ガイドラインを改定 厚生労働省(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
新型コロナに感染して死亡した人の葬儀について、厚生労働省が適切な感染対策をとっていれば、遺体を包む「納体袋」を使う必要はないとしたガイドラインを公表しました。
コロナに感染して死亡した人の葬儀や火葬をめぐり、厚労省はこれまで、遺体からの感染を避けるために「納体袋」で包むことなどを推奨していました。
厚労省はきょう、遺体から感染するリスクが低いことなどが確認されたとして、これまで行ってきた対応を緩和する内容を盛り込んだ、新しいガイドラインを公表しました。
ガイドラインでは、▽適切な感染対策をとっていれば、遺体を納体袋で包む必要はないとしているほか、▽遺体への接触についても、触れた後に手洗いなどをすれば行うことが出来るとしています。