2025 年には、認知症・精神障がい・知的障がいで、判断能力が不十分になる方は約 1000 万人になると見込まれており、厚生労働省は成年後見制度の利用を推進しています。
しかし、成年後見制度がどういったものかは知られているものの、後見される側の声、当事者の声は、ほとんど世に出ていません。
労働者協同組合・結の会(ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター)では、葬送支援事業を行うと同時に、後見問題にも関わり、「後見制度と家族の会」の体験談から学んでいます。
本日3 月 20 日の連続勉強会では、後見問題の当事者の声をお届けします。
お話しいただくのは、ご自身のお父様に弁護士の後見人が付いた当事者であり、「後見制度と家族の会」代表の石井靖子さんです。
3 月は、「後見制度と家族の会」に寄せられた相談をもとに、①障がいのある子とその親の8050 問題の現実、②障がいのある未成年の子どもを持つ親の心配等について、併せて、高齢・障がいに関する事業に多く携わっているワーカーズコープに対し、期待することもお話しくださいます。
高齢や障がいの当事者のみならず、その関連分野の方、「親亡き後」「兄弟亡き後」問題に関心がある方を中心に、広く参加を呼びかけます。
改正にようやく着手された成年後見制度ですが、課題を把握しながら有志による政策提言も進めていきますので、奮ってご参加ください。
当日参加、もちろん可能です。
ズーム参加でも、池袋の会場へリアル参加でも、どちらでもどうぞ。
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日時 : 第 10 回 3 月 20 日(月) 各 18:00~20:00
場所 :ワーカーズコープ本部(豊島区東池袋1-44-3池袋 ISP タマビル8F)
第 10 回(3/20)A・B 会議室
+ WEB 参加 URL https://us02web.zoom.us/j/88217829274
参加費:無料
申し込み→労働者協同組合・結の会(ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター)
中下 nakashita@athena.ocn.ne.jp まで
(池袋会場へ直接、お越しになる形か、ズーム参加か、どちらかをご指定の上、申し込み下さい)
講師 : 後見制度と家族の会 代表・石井靖子さん
1996 年、突然、入所施設によって親族(養父)に弁護士後見人がつけられた。
「なぜ?」と自問自答しても答えの出ない成年後見制度というルールが自由を奪うことを知り、ネットで成年後見制度に困っている声を集め活動を開始。
2021 年 6 月、有志と共に全国組織の家族会「後見制度と家族の会」を設立し、代表を務めている。
家族会に集まる成年後見制度利用者の本当の声を届けるため、全国で登壇。
一般社団法人後見の杜認定「後見の達人コース」第1期修了生。
【主催】㈳日本社会連帯機構、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団、㈳しんきん成年後見サポート、社会連帯 TOKYO、労働者協同組合「結の会」