長歌 死が迫った良寛

この夜らの いつか明けなむ
この夜らの 明け離れなば
老女(をみな)来て 尿(ばり)を洗はむ
展転(こまろ)び 明かしかねたり
長きこの夜を


老病の苦しさ、辛さをそのまま訴えている。
自分では厠(かわや)に立ってゆけず、おしめをさせられ、それも糞尿にまみれている。
苦しくて夜も眠れない。
その長い夜を、いつか夜は必ず明ける、明けたら女が来てこの糞尿まみれの尻を洗ってくれるだろうと、ただそのこと一つに希望を持っている。

https://note.com/yanagi_20830/n/n21db927dc506

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