◆主催:東京大学大学院人文社会系研究科 死生学・応用倫理センター 上廣講座
◆日時:2024年5月29日(水)18時50分〜20時30分
◆講演者:紅谷 浩之(べにや ひろゆき)先生
(医療法人社団オレンジ 理事長)
◆講演テーマ:医療的ケア児を地域で支える
◆開催形態: Zoomウェビナー(リアルタイム)
◆参加方法:事前登録制 定員1000名(先着順)
参加をご希望の方は以下のURLからご登録ください。
臨床死生学・倫理学研究会 (死生学特殊講義 「臨床死生学・倫理学の諸問題」 ) | 行事予定 | 上廣死生学・応用倫理講座 Uehiro Division for Death & Life Studies and Practical Ethics 東京大学大学院人文社会系研究科 死生学・応用倫理センター
上廣死生学・応用倫理講座です。
参加登録をされた方に、後日、Zoomウェビナーのリンクをお知らせ致します。
*本研究会には、医療・介護従事者の皆様はもちろん、ご家庭で介護をなさっている方やご関心をお持ちの市民の皆様、学生の皆様など、どなたでも事前登録にてご参加いただけます。
【紅谷浩之先生より自己紹介文と講演紹介文をいただきました】
地域医療・在宅医療の現場で、0歳から100歳超の方の診療に携わっています。
暮らしの中で医療を必要とする人たちに伴走するには、医療が暮らしを支配せず、暮らしを豊かにするための医療の立ち位置を探ることが重要と考えています(社会の医療化ではなく医療の社会化)。
さらに言えば、街づくりの視点も必要です。
医療的ケア児と呼ばれる暮らしの中に医療ケアが必要なこどもたちとの関わりの中で、彼らが地域に暮らしながら成長していくことに伴走し続ける中で、病気を持つ弱さよりも日々の生活を重ね成長していくエネルギーの強さに注目できるようになりました。
今にも死にそうなくらい弱い子どもたちの本当の強さとはなにか、彼らに伴走する中で得られた気づきや課題感を共有し、よいディスカッションができればと思います。