6月30日(金)、あさイチで東京地裁立川支部(立川裁判所)へ。
今日は、罪を犯した方(Aさん)の支援活動の日。長かった公判も今日で終わり。裁判官はAさんに懲役10年を言い渡しました。
同時刻、同じ東京地裁立川支部(立川裁判所)では、2021年10月、京王線の電車内で人を刺し、火を放った、いわゆる「ジョーカー裁判」が行われていました。
裁判員裁判ですので、朝から傍聴券を求めて、かなりの人が裁判所前に。
たまたま傍聴券が取れたので、私もAさんの裁判が終わり次第、この裁判を傍聴。
被告人は、マスコミ報道で見るのとは違って、非常に弱々しく、終始、うつむき加減で、ビクビクと子犬の様におびえていました。
(直接見るまでは、電車内でタバコを吸うくらいの人ですから、相当な人と思っていました)
マスコミ報道とは別に、直接、被告人の姿を見ると「えっ、こんな人が、こんな犯罪を!」というのが正直な感想。
改めて、人間の闇というか奥深さが垣間見れた瞬間でした。
裁判は、人間ウォッチングには最適だと、改めて痛感。
マスコミ報道は、以下のような感じ↓
背景に「元交際相手の結婚」 ジョーカー姿で刃物を…京王線無差別刺傷事件で初公判(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース
おととし、京王線の列車内で起きた無差別刺傷事件で殺人未遂などの罪に問われた男の初公判が開かれた。
弁護側は冒頭陳述で、事件を起こした背景には「別れた交際相手が別の男性と結婚すると知ったこと」があったと述べた。
■ジョーカー姿で刃物を…京王線殺傷事件の初公判
おととしの10月31日、ハロウィーンの夜に映画「バットマン」の悪役・ジョーカーの仮装をし、たばこを吸う男。
事件を起こしたとされる服部恭太被告(26)だ。
事件発生から、およそ1年8カ月。
服部被告の初公判が26日、東京地裁立川支部で行われた。
丸刈りで、黒いスーツ姿で出廷した服部被告は目を伏せて、落ち着いているように見えた。
起訴状などによると、服部被告は東京・調布市内を走行する京王線の車内で70代の男性を刃物で刺したほか、火を放って乗客12人を殺害しようとした殺人未遂などの罪に問われている。
起訴内容について、服部被告は次のように話した。
服部被告:「12名の方々については殺人未遂の対象になるか分かりません」
男性を刺した殺人未遂は認めたものの、放火による殺人未遂については否定。
弁護側は「ライターに火がついた時点で、すでに被害者は退避していた」と主張した。
■刺傷の動機は…婚約破棄で「死刑になろうと」
逮捕後、調べに対し「人を殺して死刑になりたかった」と供述していた服部被告。
その理由を弁護側が明らかにした。
弁護側 冒頭陳述から:「中学時代から9年間交際した女性が別れて半年ほどで別の男性と結婚することを知り、生きている意味がないのではないかと考えた」 中学3年のころから交際していた相手に婚約を破棄され、2回自殺を図ったが失敗。死刑になろうと考え、事件を起こすことを決意したという。
検察側によると、服部被告のスマートフォンには「逮捕され死刑になるのが目的」「対象は10人以上」などと計画性をうかがわせるメモが保存されていたという。
公判はこの日を含め計11回予定され、来月31日に判決が言い渡される予定だ。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年6月27日放送分より)