「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定される家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもたちのことです。
江東区は、今年の1月から2月にかけて「ヤングケアラー実態調査」を実施しました。
その結果、小・中学校、高校の各世代で、ヤングケアラーとして家族のお世話をしている子どもたちが一定数いることが、明るみになりました。
ヤングケアラーは、家庭内での問題とみなされてしまい、本人や家族に自覚がないと言った理由で、支援が必要であったとしても表面化しにくい構造となっています。
このシンポジウムでは、様々な関係者からの報告と議論により、現状と課題を明らかにして、早期発見や支援体制の整備を考えていきます。
「ヤングケアラー」を考えるシンポジウム
開催日時:2023年8月6日(日)13時半~
開催場所:江東区教育センター大会議室(東京都江東区東陽2-3-6)
img-y08160203.pdf (koto.lg.jp) ←案内地図 地下鉄東西線・東陽町駅2番出口から南へ徒歩約3分
定員:100名
参加費:300円(学生無料)
申し込みは以下のサイトからどうぞ。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIlCzUa2PJMJR6VZGiGLNXfmfYSQZhX3cSyx13wOOJoaMl_A/viewform
プログラム1部 基調講演 「ヤングケアラーを取り巻く社会課題と現状について」
講師:田中悠美子さん(一般社団法人ケアラーワークス代表理事)
一般社団法人ケアラーワークス – Wishing carers happiness
江東区の現状 実態調査の結果報告 江東区こども未来部担当
プログラム2部 パネルディスカッション「ケアラーを孤立させない社会を目指して」
コーディネーター:田中悠美子さん(一般社団法人ケアラーワークス代表理事)
当事者の声
藤木和子さん(全国障害者と共に歩む兄弟姉妹の会)
星野桃代さん(江東区在住若者ケアラー)
加藤重樹さん(東京都教育庁ユースソーシャルワーカー)
16時半より、別室にてヤングケアラーの個別相談会実施
江東社会福祉士会所属の社会福祉士が、個別相談に応じます。
個人のプライバシーを尊重し、情報の取り扱いには相談者さんの意向を聞きながら、進めていきます。
ヤングケアラー当事者の方やそのご家族、友人知人にヤングケアラーがいる方、地域福祉関係者など、どんな内容でもお聞きします。お気軽にお立ち寄りください。