名古屋入管で一昨年3月に死亡したスリランカ人元留学生ウィシュマさんの監視動画の一部(約5分間)をご遺族と弁護団が公開し、それに対する翌日の斉藤法務大臣の定例記者会見での発言が、大きく報道されたので、ご覧になった方も多いと思います。
【2023年4月7日(金)斉藤法相 定例記者会見】
https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00404.html
【7日の斉藤大臣記者会見に関する報道】
NHK 4月7日(金)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230407/k10014031641000.html
日本テレビ 4月8日(土)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a2749718888e12139538702e9aeeebec1fdb7db
以下、11日の記者会見でこの件で質問しているのは、
NHK、東京新聞(望月記者)、西中です。いずれも10分足らずの記者会見です)
【2023年4月11日(火)斉藤法相 定例記者会見】
https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00405.html
そして、本日13日午後の衆議院本会議での法案趣旨説明で、一昨年、国内外の大きな批判の声の中で廃案になった法案と、ほとんど同じ内容の入管法改正(改悪)法案がついに国会審議入りします。
本日13日午前の参議院法務委員会での一般質疑で、石川大我参院議員が、この斉藤大臣の問題発言についても、取り上げる予定です。(午前10時過ぎから)
13日午後 衆議院本会議での趣旨説明を受けて、立憲民主党の山田勝彦衆院議員や共産党の本村伸子衆院議員などが本会議で質問する予定です。
14日衆議院法務委員会で、法案の趣旨説明と質疑が始まる予定ですが、やはり名古屋入管の動画記録の法務委員会での開示とその検証が、最初の大きな争点になるのではないかと思います。
国会内外で世論を盛り上げて、なんとかして政府法案を廃案に追い込んで、現行法でも運用可能な、在留特別許可の拡充や、仮放免者の生存権の保障、難民認定制度のあり方そのものを抜本的に見直す方向に、国会審議を引っ張っていきたいものです。
本日13日夜と、14日以降の衆院法務委員会開催日に、以下の反対行動を、移住連などが呼びかけています。ご都合のつく方は、是非、ご参加下さい!!
審議入り!#入管法改悪反対アクション 緊急スタンディング&リレートーク@国会前(4月13日)
https://migrants.jp/news/event/20230413.html
入管法案の衆議院での法案審議入りに合わせて、 緊急スタンディング&リレートークを国会前で行います!
日時: 2023年4月13日(木)19時から20時30分(終了予定)
場所: 国会議事堂正門前 南庭側
スピーカー(予定)
飯山由貴さん(美術家)
大橋毅さん(弁護士)
鳥井一平さん(移住連 共同代表理事)
鈴木雅子さん(弁護士)
礒元 メリッサ 瑠奈さん(Voice Up Japan)
うひさん(アクティビスト)
安田浩一さん(ジャーナリスト)
周香織さん(クルド人Mさんを支援する会)
宮島ヨハナさん(人権アクティビスト)
金井真紀さん(難民・移民フェス実行委員)
主催: #FREEUSHIKU, Save Immigrants Osaka, NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)