政府は昨年12月、安保3文書の一つである「防衛力整備計画」の中で、防衛費を今後5年間で43兆円とすることを閣議決定しました。
これまでの1.6倍超となる計画です。
国会ではこの財源や増税をめぐる議論が続いていますが、そもそも、このような防衛費増大自体の是非が論じられなければなりません。
防衛費とはどのような性格のものであり、その増額は日本の国家、経済、社会にどのような影響を与えるのか?
この問題について、平和構想研究会がオンラインの公開セミナーを開催しますので、ご案内します。
軍事史の専門家である山田朗さんから、戦前からの教訓を含めて、お話を伺います。
第2回「軍事費増大ーーその歴史と構造を検証する」
日時 2023年2月28日(火)19:00~20:30
講師 山田朗(明治大学教授)
司会 川崎哲(ピースボート共同代表、平和構想提言会議共同座長)
形式 オンライン(無料・申込不要)
YouTubeで配信します。ご質問はチャットで受け付けます。
配信リンクはこちら▼
https://youtube.com/live/B43wcLUtF0g
講師紹介
1956年大阪府生まれ。明治大学文学部教授、専攻は日本近現代史。主な著書として、『大元帥・昭和天皇』(ちくま学芸文庫)、『軍備拡張の近代史』(吉川弘文館)、『帝銀事件と日本の秘密戦』(新日本出版社)など。
主催 平和構想研究会
ウェブサイト http://heiwakosoken.org/
連絡先 shudantekijieiken@gmail.com