<申し込み開始>2026年1月開講・早稲田大学社会人講座  テーマ「人生の最期」を考える~逝き方は生き方~<生まれてきてよかった。幸せだった>と人生の最期に、心から言えるために

「人生の最期」を考える―逝き方は生き方 | 中下 大樹 | [公開講座] 早稲田大学エクステンションセンター

冬休みの間、毎年恒例の早稲田大学(中野校舎)社会人講座が2026年1月より始まります。

日程は、2026年1月8日、1月15日、1月29日、2月5日、いずれも木曜日の午後15:05からです。

早稲田大学社会人講座の会員の方は優先的に申し込み可能です。一般会員の申し込みは11月末より開始です。

「人生の最期」を考える―逝き方は生き方 | 中下 大樹 | [公開講座] 早稲田大学エクステンションセンター (↑申し込みは、こちらからどうぞ)

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生と死の問題に関心のある方ならば、どなたでも参加可能です。

テーマは「人生の最期」を考える~逝き方は生き方~<生まれてきてよかった。幸せだった>と人生の最期に、心から言えるために

詳細は↓

曜日木曜日
時間15:05~16:35
日程全4回 ・01月08日 ~ 02月05日
(日程詳細)
01/08, 01/15, 01/29, 02/05

目標

・多死社会の問題について考え、自らの死生観・人生観を養う。
・安楽死と尊厳死について考える。
・宗教(主に仏教)的な視点も踏まえ、生と死の問題について皆で議論する。

講義概要

日本社会は「多死社会」を迎えています。しかし、私たち一人一人は、確固たる死生観を持っているのでしょうか? 誰もが避けることが出来ない「死」の問題ですが、その問題を、家族や友人達と正面から語り合うことは、まだまだ難しい現状があります。

だからこそ、この講座では、宗教者としてホスピス(緩和ケア病棟)で多くの方の死を看取り、3000件以上の葬送支援、東日本大震災等の被災地支援など、講師が実際に経験した「生と死」の現場の話を具体例を挙げつつ、解説していきます。

その上で、人が生きる事、死ぬ事を肯定的に捉え、現代の多死社会への理解を深め、自らの死生観・人生観を養います。

各回の講義予定

日程講座内容
101/08生と死の現場(末期医療・葬送支援・被災地)からの報告末期医療・葬儀や墓・被災地等、3000人以上の死を見てきた講師の体験をもとに、人間の「生と死」の現場からの報告。
201/15ゲストスピーカーを招いた講義 葬儀社兼司法書士・内藤英貴さん 葬儀社と司法書士、二つの立場で見てきた人生の最期不思議な体験や考えさせられた場面から、今私たちに出来る備えを語ります。
301/29尊厳死・安楽死問題について考える尊厳死・安楽死問題について、事例を交えながら、皆で議論します。賛成、反対という二項対立を越えて、答えのない問いに向き合うことを通じて、人がよりよく生きることについて考察します。
402/05逝き方は生き方~生まれてきて良かったと思える人生とは「死」を考えることは、「生」を考えること。受講生の皆様と共に、それぞれの死生観について語り合います。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆パンフレット記載の日程に誤りがございました。正しい日程は、1/8、1/15、1/29、2/5となります。
◆休講が発生した場合の補講日は2月12日(木)を予定しております。
◆講師が一方的に話すだけの講座ではありません。受講生の皆様と顔の見える関係を目指すと共に、感染症対策を行いつつ、可能な限り、語り合うことを重視します。しかし、発言することが苦手な方は、他の受講生の皆様のお話を聞いていただくだけでも結構です。他の受講生の方の話を丁寧に聞くだけでも、学べることがたくさんあると考えております。
◆この講座では、安楽死問題について議論します。可能ならば、受講前に安楽死関連の本を読んで頂ければ幸いです。
◆老若男女問わず、人間の<生と死>の問題に関心がある方ならば、どなたでも参加できます。

講師紹介

中下 大樹 真宗大谷派僧侶、労働者協同組合「ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター結の会」代表理事

大学院でターミナルケアを学んだ後、真宗大谷派(浄土真宗)僧侶となる。その後、緩和ケア病棟(ホスピス)にて末期がん患者数百名の看取りに従事。病院退職後は、大学で教鞭を執りつつ、僧侶・葬儀社スタッフ、社会福祉士・精神保健福祉士として、多くの生活困窮者の葬送支援を実施。その他、東北の被災地支援、孤独死・貧困・自殺対策、成年後見人等の活動も行っている。


著書は、ホスピスや被災地の報告『悲しむ力』(朝日新聞出版)、『あなたならどうする 孤立死』(三省堂)、『死ぬ時に後悔しないために、今日から大切にしたいこと』(すばる舎)、『何があっても生きる〜孤立・貧困・自死の連鎖を断つ〜』(佼成出版社)など他多数。

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