8/15 映画『10月7日からのGaza』の日本語字幕版の試写会とトークイベントを開催

●開催日時

8月15日(金)映画上映19時から

トークは映画終了後(トークのみの参加も可能です)

開催方法 オンライン、予約が必要です(以前の試写会に申込まれた方も再度予約が必要です。)

オンライン会議室のアクセス情報(URLとパスワード)は、開催30分前頃に予約された方にメールで連絡します。

参加費:無料(カンパ歓迎)

予約は下記のフォームから申し込んでください。
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/apps/forms/s/gW6zx2cCfSawzWT8f8g6fc7W
予約〆切り 8月14日(木)までにお願いします。当日だと対応しかねることがあります。

上映後のトークイベント

先月に引き続きアフリカにおけるジェノサイドについて取り上げます。お話:
片山夏紀さん(都留文科大学 教養学部比較文化学科 専任講師)今年3月に『ル
ワンダのガチャチャ裁判:ジェノサイドの被害者と加害者の賠償をめぐる対話』
(風響社)を出版されました。詳しいプロフィールなどは後日お知らせします。

上映後のトークのみに参加される方も予約が必要です。

トークのみの方は8時半過ぎ頃に後日お知らせするオンライン会議室のURLにアクセスしてください。

映画の感想について

映画についての感想を是非お寄せください。投稿をお待ちしています。
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/apps/forms/s/ae339b28325bQxyo24my2tKb

これまで映画をごらんになった方たちの感想
https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/396

これまでのトークイベントの記録

7月18日開催の試写会トークイベント村田はるせさんのお話のスライドはこちら
https://www.jca.apc.org/jca-net/sites/default/files/2025-07/20250718_Gaza_murata.pdf

5月12日開催の試写会トークイベントの中野真紀子さんのお話のスライドはこちら
https://www.jca.apc.org/jca-net/sites/default/files/2025-05/nakano_makiko_20250512_JCA.pdf

4月14日開催の試写会トークイベントの鵜飼哲さんのお話のスライドはこちら
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/s/DkoFSaXwzMfbbWH

3月10日開催の試写会トークイベントの清末愛砂さんのお話のスライドはこちら
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/s/cyKybDcPcGsiK8j

2月9日開催の試写会トークイベントの田浪亜央江さんのお話のスライドはこちら
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/s/YTRASwAHAmF7AQF

映画の概要と続編について

3.1 概要

   映画について(オリジナルサイトの紹介文を訳したものです。2025年2月10日に翻訳を更新)

   「この映画は圧倒的で、恐ろしい...。これが『ハマースとの戦争』の真実だ。 この恐ろしい現実をありのままに伝えるべきだ。この映画が公開されるのは良いことだ。イスラエルでも上映してほしい。」  ロニー・ブラーマン(医師、エッセイスト、元国境なき医師団会長)

   CINEMUTINSで無料視聴[オリジナルのフランス語字幕版]
   https://www.cinemutins.com/gaza-apres-le-7-octobre

   再生ボタンを押す場合は、注意してほしい。この映像は見るに堪えない。しかし、2023年10月7日の攻撃以来ガザで起こっていることを証明するものだ。

   悪夢

   「これは夢なのか、それとも現実なのか?」 自分の傷に驚き、そう尋ねる少女。それは間違いなく悪夢であり、それを正当化できるものは何もない。10月7日の犯罪も、ハマースによるイスラエル人人質の拘束も正当化できない。10月7日以前、以後に関わらず、あらゆる犯罪を非難し、反ユダヤ主義とあらゆる形態の差別を非難することは常識である。しかし、このことを明確にする必要があるようだ。通常の人であれば、生存している人質がいつか家族と再会できるようになり、ガザでの虐殺が直ちに停止することを望む。しかし、その目的を達成するには、物事の本質を見極める必要がある。10月7日以降、ガザで何が起こっているのか、イスラエル軍が何をしているのか、どのテレビ局が報道していないのかを見極める必要がある。

   ジャーナリストが記録する

   国境なき記者団は、2023年10月7日から2024年6月初旬にかけて、ガザでイスラエル軍に殺害された100人ほどのジャーナリストの死を非難した。多くの場合、意図的に狙われたと報じられているが、狙撃されたり狙われたりした何万人もの人々の中には、介護者や人道支援要員も含まれていた。負傷し、避難を余儀なくされ、飢え、嫌がらせを受け、拷問を受け、家族が完全に壊滅状態(その
   うち少なくとも40%は子ども)となった。ユニセフは早い段階で「ガザ地区は今や、子どもにとって世界で最も危険な場所である」と警告した(ユニセフのウェブサイトを参照)。

   編集されたフィルムは、ジャーナリストであり国会議員のAymeric Caronが監督し、チームの協力のもと、これらの画像を特定、分類、年代順に並べ、現地のジャーナリストに連絡した。ガザ地区から送られてきた画像の日付とソースを示すタイトルや説明文について、これ以上のコメントはない。映画制作者やジャーナリストたちは、360平方キロメートルの犯罪地帯に外国人の同僚が誰も立ち入ることが許されない中、ひどい状況下で活動を続けている。彼らの映像は、イスラエル政府、政府高官、反対派の主張、そしてイスラエル兵士がネットワーク上に投稿したビデオとともに、人々の関心を惹きつけている。

   この映画には、現在亡命中のパレスチナ人ジャーナリスト、Motaz Azaizaの映像が多数含まれている。彼は、ノルマンディー地方と国際人権平和研究所(ル・モンド紙、2024年6月17日)が授与するPrix Liberté à Caenを受賞したばかりである。

   国民議会での初めての集会

   Aymeric Caronは、5月29日に、すべての議会グループの同僚のために、国民議会で初めて上映会を企画した。上映会には17人の欧州議会議員が出席し、ジャーナリストも数人参加した。Aymeric Caronは、その後、この映画を「見たい人なら誰でも見られるようにしたい」と述べた。私たちはすぐに彼に連絡し、この件について話し合った。もちろん、CinéMutinsでこれらの映像を公開すべき
   かどうかは迷った。熟考し、議論し、協議した結果、私たちは、この映画を(見るか見ないかは)視聴者の皆さまに自由に判断していただくべきだと考えた。また、映像の性質について視聴者に警告し、映画の冒頭に監督がカードを挿入した上で、自由にアクセスできるようにした。

   私たちは、この映画を観たくないと思う

   犯罪は主に米国と欧州連合(EU)、特にドイツ、そしてフランスが供給した武器によって行われた。DiscloseとMarsactuが2024年3月に明らかにしたように(詳細はこちら)。この映画を観るという選択(あるいは観ないという選択)は、観客に委ねられている。映画の冒頭で監督がカードを挿入しているため、この映画の性質について警告した上で、である。私たちはこの映画を観ることをやめたいと思った。その犯罪は、主に米国と欧州連合(EU)、特にドイツ、そして一部フランスからも供給された武器によって行われた。Discloseと Marsactuが2024年3月に明らかにしたように(詳細情報)。

   この映画を最初から数分見ただけで、私たちはこの映画を止めたい、すぐに止めたいと思う。この犯罪を止めたい、戦火を止めたい、すべてが存在しなかったことにしたいと。

   これらの映像を見た後で、これらの犯罪を否定したり、正当化したりできる人がいるだろうか?

   毎日大量に消費されなければならないイメージの渦の中で、写真の持つ重みが、もはやそれほど意味を持たないような悪意に対して、私たちは反対する言葉を見つけることができない。現実が堂々と否定され、戦争犯罪者とその共犯者たちによって、あろうことか、あからさまに、あざ笑い、侮辱、脅迫を伴って公然と正当化される。彼らは、自分たちが生み出した死を冒涜し、また、犠牲者   の記憶をも冒涜する。これらのイメージは、何よりもまず、止めなければならないという証拠である。これらの犯罪を支援し続ける人々、ヘイトスピーチ、報復、非人間化に直面している状況において、言葉の応酬に巻き込まれるのではなく、むしろ、私たちはこの一方通行の鏡に反対したい。がんばりましょう。
   (以上オリジナルサイトの英語版の解説)

   動画の公式公開サイト(フランス語字幕版)
   https://www.lesmutins.org/gaza-apres-le-7-octobre

   この映画はURLを知っている方にのみ公開する「限定公開」としてvimeoで直接 みることもできます。<https://vimeo.com/1005018722/ee2b24b76b>試写会の日程でご都合がつかない方はぜひ上記のURLから映画をごらんください。そして感想もお寄せください。

続編について

本作品のオリジナルのサイトではすでに、続編が公開されています。本作品は2024年5月までを扱っていますが、続編では、2023年10月から2025年3月までを扱かうものになっています。上映時間は1時間40分となり、本作品がカバーしている時期の映像が若干短縮され、24年6月以降得映像が追加された内容になります。この意味で、現在日本語字幕版として公開しているものは、ジェノサイドから半年の時期については、続編よりも詳しい記録となります。現在、この続編の字幕を制作中です。続編が完成した際にはお知らせします。

スピンオフ企画

上映会とトークを通じて様々な意見も出されてきました。特に5月の上映会では、トーク後も参加者の皆さんの議論が白熱しました。抵抗運動における暴力と非暴力のありかた、国際的な紛争における国際法あるいは国連の意義など、様々な議論がありました。これらさまざまな重要な課題を映画会という枠組でこなすことは時間的にも難しいので、別途議論の機会を作れないか検討したいと思います。(としまる、JCA-NET理事)

関連情報

国連特別報告者フランチェスカ・アルバネーゼの報告

国連の1967年以降に占領されたパレスチナ地域における人権の状況に関する特別報告者、フランチェスカ・アルバネーゼによる報告書「占領の経済からジェノサイドの経済へ」が6月に公開されました。ジェノサイドに加担する多国籍企業(日本の企業を含む)の実態についての報告として注目されています。以下にこの報告の日本語訳(機械翻訳版なので不正確な箇所があります)を置いてあります。
https://cryptpad.fr/file/#/2/file/liqwTY-XElP3OZ4h83rDppaq/

「私たちは数字じゃない」:ガザからの生の声

ガザで暮す人々が自分で書いた多くのエッセイが「私たちは数字じゃない」のサイトに掲載されています。このエッセイからいくつか紹介します。

「私たちは数字じゃない」のサイト(英語)
https://wearenotnumbers.org/category/stories/

すでに日本語に翻訳されているものがいくつかあります。是非お読みください。(翻訳:としまる)

モハマド・ウィアム・アル・タバン「19 年の人生、600 日間の生存」
https://cryptpad.fr/pad/#/2/pad/view/AmX6aHR1JNDzZ1do11R7sWaw+p5ZzmV9jmManBZ0KUs/

エスラア・アボ・カマル「イード・アル=アドハー:かつての面影は消え去った」
https://cryptpad.fr/pad/#/2/pad/view/9ye4Ix9RzD5cHl0Nj9-2XgJ9e9I3Mnm2pjeA5CDsSns/

アスマーハン・イッサ「暗闇の中の希望の光」
https://cryptpad.fr/pad/#/2/pad/view/FyTRc9P9kvsGHSiBXSMFctoTkH0nZ7hfNt7bzCk9a-0/

ナダ・アブデル・カリム・ハムドナ「昨日のバッグと今日のバッグ」
https://cryptpad.fr/pad/#/2/pad/view/9L1eWt9347l4sstkTp-CM27D1wS8hAy+BXCH8i9+tVM/

フダ・スカイク「どんな手段を使っても:ガザの抹殺」
https://cryptpad.fr/pad/#/2/pad/view/Xeccw2Hx7wqNqgtz6ttiwud31seN8ACQTaoY+i1h9Tk/

ドゥハ・ハッサン・アル・シャカキ「砂と皮膚の間」
https://cryptpad.fr/pad/#/2/pad/view/Rqsgt3KfhF-x6n3aXoz5Hp9sqpVM3f-LBzGBZs02GLM/

アマル・モハメド・アブ・サイフ「爆弾が雨のように降り注ぐ中、小説を書く」
https://cryptpad.fr/pad/#/2/pad/view/PgOHt6R9c+nqRBpS-iwC8hUDTVI+sS0Id05A3NoMYjY/

国際司法裁判所ドキュメントの翻訳サイト
https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/icj-southafrika-v-islael-document-jp

国際共同声明

イスラエルはガザの国際社会からの遮断をやめよ(2025/6/19)
https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/484

(7amleh)ガザ全域でインターネットの全面遮断が拡大、通信の完全崩壊の危機
https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/hankanshi-info/knowledge-base/7amleh_total-internet-blackout-expands-across-gaza-threatening-complete-telecommunications-collapse_jp/

(wearenotnumbers.org)途切れ途切れの通信
https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/hankanshi-info/knowledge-base/wearenotnumbers-org_flickers-of-connection_jp/

(actionnetwork.org)Microsoftに、イスラエルのジェノサイドとの提携をやめ
るよう伝えよう
https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/hankanshi-info/knowledge-base/actionnetwork_tell-microsoft-to-stop-partnering-with-israels-genocide_jp/

主催者について

日本語字幕版のホームページ
https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/395

日本語字幕はボランティアで行なっています。

映画試写会の主催
JCA-NET
https://www.jca.apc.org/jca-net/ja

問い合わせ先
としまる(JCA-NET)
toshi@jca.apc.org
070-5553-5495

JCA-NETの会費で試写会関連の活動を支えています。余裕のある方はぜひカンパをお願いします。
郵便振替口座
JCA-NET (シ゛ェイシーエイ-ネット )
記号番号:00190-3-417584
ゆうちょ銀行〇一九店 417584
※通信欄に「映画カンパ」とお書きください。

オンライン上映のシステムについて
オンラインはjitsi-meetを用います。パソコンの場合は、普段お使いのブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edge、Safariなどのホームページ閲覧ソフト)でアクセスしてください。特別のアプリは不要です。スマホの場合は、下記を参考にしてみてください。(Androidでの解説ですがiPhoneの場合も参考になると思います)

https://www.jca.apc.org/jca-net/sites/default/files/2022-08/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB20220801.pdf

— Toshimaru
ジェノサイドに加担するBigTechボイコットを!
toshi@jca.apc.org
https://www.jca.apc.org/jca-net/

SNS & blog by toshi
https://mastodon.social/@toshimaru
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