「才能、環境、親の金」より、ずっと大切なこと=「目利き」であること

答えは、非常にシンプルです。「ある行為」を常に行えばいいのです。

それは、「質問」です。

いろいろな物事に疑問を持ち、その答えを探そうと常に考えれば、自然と「目が良くなる」のです。

例えば僕は、東大に入って一番驚いた出来事があります。

それは、授業が終わった後に、みんな教授に質問に行くことでした。

「ここがわからなかったです!」「ここって、教授はどういう意見をお持ちなんですか?」などと質問するために、多くの学生が教授の前に並んでいるのです。

彼ら彼女らは、東大に入るほど頭の良い人たちです。

そんな、わからないところなんてなさそうな人たちなのに、疑問を持って質問に行っているんです。

翻って、偏差値35だったころの自分を思い返してみると、「へー、そうなんだー」と何の疑問も抱かずに、質問になんて行ったことがありませんでした。

一見、質問なんてしないほうが頭が良さそうな感じがするんですが、まったくそんなことはないのです。

頭の良い人ほど、物事に対して「なぜ?」を考える能力が高いのです。

逆に言えば、普段から、あるいは小さいころから「なぜ?」と考え続けている人こそが、頭が良い人になれるのではないでしょうか、、、

いかがでしょうか??

いろんなことにきちんと疑問を持ち、「日常の解像度」を上げる訓練をする。

それこそが、東大生をはじめとする「頭の良い人たち」がやっている思考法なのだと、僕は考えています。

頭の良い人とそうでない人って、生まれつきの大きな差があるように感じる人もいると思います。

でも、僕自身がそうだったように、「疑問を持って、目を鍛える」という非常にシンプルなことを続ければ、この差を埋めることができるのではないかと思います。

正直、僕自身もこれから先、普段からきちんと考えて、目を鍛えていかなければならないという自戒を込めて、今回の記事を書かせていただきました。

みなさんのこれからに少しでも活かせる部分があれば幸いです。

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