ロシアがウクライナ東部をミサイル攻撃、子供5人含む11人死亡とドネツク州知事

ロシアがウクライナ東部をミサイル攻撃、子供5人含む11人死亡とドネツク州知事 – BBCニュース

ロシアのミサイル攻撃を受けたウクライナ統治下の東部ドネツク州の現場(6日、ポクロフスク)
画像説明,ロシアのミサイル攻撃を受けたウクライナ統治下の東部ドネツク州の現場(6日、ポクロフスク)

ウクライナ当局は6日、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州をミサイルで攻撃し、子供5人を含む11人が死亡したと発表した。

ドネツク州のヴァディム・フィラシキン州知事は通信アプリ「テレグラム」に、ロシアのS300ミサイルがウクライナ統治下にあるポクロフスクの町を直撃したと明らかにした。

「敵は冷笑的に民間人を攻撃し、最大限の苦しみをもたらそうとしている」と知事は書いた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は毎晩恒例の動画メッセージで、ロシアのS300ミサイルが住宅地の集合住宅や民家を狙い、子供を含む10人以上が死亡したのだとして、ロシアは常にこうした攻撃の報いを実感することになると知るべきだと強調した。

攻撃についてロシア政府はコメントしていない。

ドネツク州の州都ドネツクはロシアの占領下にあり、ウクライナ統治下のポクロフスク町はそこから約70キロ北西にある。ロシアの全面侵攻が始まる前は、人口は約6万人だった。当局の避難指示は続くものの、住民の一部は町に戻っている。

昨年8月には、ロシアのミサイル攻撃でポクロフスクで少なくとも9人が死亡し、10人以上が亡くなった。

ウクライナとロシアの間では年末以来、激しいミサイル攻撃やドローン攻撃が相次いでいる。ロシアはウクライナ全土をミサイル攻撃し、ウクライナは国境に近いロシア・ベルゴロドなどにドローン攻撃を展開している。

(英語記事 Ukraine-Russia war: missiles kill 11, including children, Ukrainian official says

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