早稲田大学エクステンションセンター講座(社会人講座)2024年2月開講:宗教と現代社会~親鸞聖人の生き方に学ぶ「生まれてきてよかった」と心から言えるために~

宗教と現代社会―親鸞聖人の生き方に学ぶ | 中下 大樹 | [公開講座] 早稲田大学エクステンションセンター (waseda.jp) ←詳細・申し込み


2024年2月より、早稲田大学エクステンションセンター(社会人講座)にて、毎年恒例の親鸞聖人について学ぶ講座を開催します。

日時は、2024年2月10日(土)、2月17日(土)、2月24日(土)、3月2日(土)の計4回、それぞれ15時5分から90分の講義となります。

社会人を対象とした大学の講座ですので、(料金は発生してしまいますが)基本、どなたでも受講できます。

締め切りがありますので、参加希望者は、お早めに申し込みください。

なお、講師の紹介、もしくはこのHP経由で申し込まれる方は、早稲田大学より、以下の特権があるそうです。

オープンカレッジ会員に新規入会をされる方は、入会金割引の対象(8,000円のところ6,000円)となります。入会金は4年度間有効で、会員料金で講座を受講いただけるほか、早稲田大学中央図書館の利用(図書閲覧可)など、さまざまな特典がございます。お申し込みの際に「教員紹介」とお伝えいただければ幸いです

おかげさまで、既に多数の方から申し込みをいただいております。ありがとうございます。

目標

そもそも宗教とは「生きるとは何か?」「人間とは何か?」「何故、死んで逝かなければならないのか?」など、人間の根源的な問いから生まれたものですそして、それら究極的な問いを大切にし、安易に答えを提供するのではなく、苦悩する人間そのものに寄り添ってきたのが仏教であり、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人です。

・親鸞聖人は、①答えではなく、問いを大切にした仏者分からないということを大切にした仏者関係性(人とのつながり)を通して、思いもかけない方向から、様々なことを教えられることを大切にした仏者です。

・この講座では、親鸞聖人の言葉や生き方に学びつつ、緩和ケア病棟(ホスピス)での末期医療、認知症、尊厳死、孤立死、相続対策、葬儀・墓を巡る諸問題等、死の臨床現場での講師の経験をもとにお話させて頂きます。その上で、自身の生き方を見つめ、安心して悩み、正々堂々と生きていく覚悟を養いつつ、人間存在そのものを正面から根源的に問うことを目標とします。

講義概要

2025年問題を持ち出すまでもなく、日本社会は今後急速な「多死社会」を迎えます。しかし、私たち現代人は、確固たる「死生観」や死に対する「哲学」を持っているのでしょうか?人生の最期に「生まれてきてよかった。幸せだった」と心から言える人生を、私たちは送っているでしょうか?

この講義では、親鸞聖人の生き方に学びつつ、私たち自身の生き方を根本から見つめ直し、生きること、死ぬことを肯定的に捉え、現代の多死社会への理解を深めます。その上で、死から目を背けず、各人がどのように死を迎え、自分らしい生を全うするかを考えることを通じ、仏教的死生観を養い、よりよい「生」を考えるきっかけとなるような講義を目指します。

各回の講義予定

日程講座内容
102/10現代に生きる人間の問題点緩和ケア病棟(ホスピス)での末期医療、認知症、尊厳死、孤立死、相続対策、葬儀・墓を巡る諸問題等、「死の臨床現場」での話を、講師の経験をもとにお話しさせて頂いた上で、現代に生きる人間の死生観・宗教観について考察します。
202/17孤独と不安の中で〜地獄とは何か〜病院で数百名の末期がんの患者さんを看取り、2000人以上の葬送支援の現場を通じて見えてきた「人間の姿」について、宗教的に考察します。
302/24宗教とは何か〜答えから問いへ〜宗教とは、安易な答えを提供して、一件落着とするのではなく、問いを大切にし、苦悩する人間に寄り添うものです。それが仏教であり、親鸞聖人の教えです。現代社会の様々な問題を通じ、仏教的死生観について考察します。
403/02「愚かさ」の大地に立つ人間はどこまでいっても自己中心的な存在です。その眼で、良い悪い・勝った負けたと呟き、一喜一憂しているのが、私たち凡夫の姿です。この救われない私に対し、救わずんばやまんと呼びかけ続ける仏の教え(本願)について考察します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講師が一方的に話すだけの講座ではありません。受講生の皆様と顔の見える関係を目指すと共に、感染症対策を行いつつ、可能な限り、車座になって語り合うことを重視します。しかし、発言することが苦手な方は、他の受講生の皆様のお話を聞いていただくだけでも結構です。他の受講生の方の話を丁寧に聞くだけでも、学べることがたくさんあると考えております。老若男女問わず、どなたでも受講できます。

講師紹介

中下 大樹

真宗大谷派僧侶、社会福祉士、精神保健福祉士、労働者協同組合「ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター結の会」代表理事。

大学院でターミナルケアを学んだ後、真宗大谷派(浄土真宗)僧侶となる。その後、緩和ケア病棟(ホスピス)にて末期がん患者数百名の看取りに従事。病院退職後は、大学で教鞭を執りつつ、僧侶・葬儀社スタッフとして、二千人以上の生活困窮者を中心に葬送支援を実施。その他、東北の被災地支援、孤独死・貧困・自殺対策、成年後見人などの活動も行っている。
著書は、ホスピスや被災地の報告『悲しむ力』(朝日新聞出版)、『あなたならどうする 孤立死』(三省堂)、『死ぬ時に後悔しないために、今日から大切にしたいこと』(すばる舎)、『何があっても生きる〜孤立・貧困・自死の連鎖を断つ〜』(佼成出版社)など他多数。

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