南アフリカ政府は、ガザの事態をどう見るか 10月7日当日発表の声明

今回のガザを巡る「衝突」(といっても、「一発殴られた」側が「百発殴り返している」わけですが)の初日に南アフリカが、問題の本質を突いたうえで、暴力の即時停止を訴える外務省声明を出しています。

初日、つまり10月7日です。問題の本質、事件の根本原因を最初から直截に指摘している点こそ注目に値します。

日本のメディアは報道したでしょうか。国際政治の場で、グローバルサウスの代表的な国家のひとつから、このような声明が発せられていることを、もっと知ってよいと思います。

日本は、良くも悪くも、欧米文化の強い影響を受けています。

このような空気を吸っていると、そのことにも無感覚になります。

今回の事件で、欧米の代表的諸国政府が、過去のいきさつ、長年の歴史的背景を忘れた、イスラエルの戦争政策支援の暴論を展開している今日、世界の諸国の中で真っ当な正論も発せられていること。

これを知っておくことも良いのではないでしょうか。

南ア外務省声明の日本語訳です。
https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1875/

英語の原文は下記にてご覧になれます。
https://www.dirco.gov.za/south-africa-calls-for-the-immediate-cessation-of-violence-restraint-and-peace-between-israel-and-palestine/

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