8/3「地球永住計画 講演 〜賢者に訊く〜 小松由佳×関野吉晴(探検家・医師)」

8月3日15時05分から、JR中野駅前にある早稲田大学にて、社会人を対象とした講座『人生の最期」を考える―逝き方は生き方~「生まれてきてよかった。幸せだった」と心から言えるために~」』を開講します。詳細・申し込み等は↓

労働者協同組「結の会(ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター)」成年後見制度・葬儀葬式 | 労働者協同組合 ワーカーズ葬祭&後見サポートセンター 結の会 (yuinokai-roukyou.com)

第一回目の8月3日は、ゲストスピーカーとして、私・中下が尊敬するフォトグラファーの小松由佳さんをゲストにお招きして、お話をお聞きします。

小松さんは、早稲田大学のお話が終わったあとは、また会場を移して、別の場所で講演会があります。

ご興味がある方は、併せて、どうぞご参加ください。以下、小松さんの講演会のご案内です。


「地球永住計画 講演 〜賢者に訊く〜 小松由佳×関野吉晴」

【日時】2023年8月3日(木)19時00開始

※ 約120分で終了の予定ですが、質問への回答などによって若干延長されることがあります。

※ トイレ休憩や途中退席、退館など全く問題ございませんので各自自由に行ってください。

【会場】武蔵野プレイス 4階 フォーラム(JR中央線 武蔵境駅より徒歩2分)

地球永住計画 公開会場講演 〜賢者に訊く〜

小松由佳(フォトグラファー)×関野吉晴(探検家・医師)

地球永住計画 公式ウェブサイト.....project to stay alive on earth official website - 小松由佳
小松由佳(フォトグラファー)×関野吉晴(探検家)

・会場講演参加チケット(当日会場受付にて1500円を現金でお支払いください)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/012ew13x1b631.html
https://ws.formzu.net/dist/S110083468/

・オンデマンド収録配信 視聴チケット(オンライン決済1000円)(8月19日配信)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/015b9n3c1b631.html
https://chikyueiju-komatsu2023.peatix.com

ー講座概要ー

トルコ南部のシリア国境近くで2月6日に起きたマグニチュード7.8の地震やその後の大きな揺れにより、トルコとシリアの両国で大きな被害が出て、死者数は約六万人近くに及んだ。

小松由佳さんは以前から被災者への救援活動を行なって来ました。6月初め、それ以降の呼びかけで寄せられた救援金を持って、彼女の親族をふくめて、シリア難民の多く住むトルコ南部に向かった。

そこで、地震被災者のキャンプに寝泊まりして、インタビューを重ね、6月末に帰国しました。今回は、その帰国報告会です。身体を張って見たこと、聞いたこと、感じたことを話して貰います。(関野吉晴記)

以下、小松由佳さんのコメント。

今年2月に発生したトルコ・シリア大地震。マグニチュード7の大きな揺れが2回発生し、両国で6万人近い犠牲者が出ました。それから4カ月が経った今年6月、被災地の状況を取材するためトルコ南部に向かいました。

大きな被害があったハタイ県アンタキヤでは、瓦礫の山になった高層マンションの跡地など、あまりの惨状を前に、言葉が出ませんでした。

毎年シリア難民の取材をしているシリア国境の街レイハンルでは、被災者キャンプに寝泊まりしながら人々のお話を聞きました。地震がどのように起き、どのように避難したのか。家族の一員や、生活を失った人々が、これまでをどのように過ごしてきたのか。

トルコ南部地域には2013年以降流入した多くのシリア難民が暮らしており、彼らの多くがこの地震で被災しました。現地では、トルコの法によって守られることのないこうしたシリア人被災者の苦境がますます深刻化しています。

取材では、地震大国の日本に暮らす私たちにとっても、災害時の教訓として心に留めるべき多くの気づきがありました。被災地や被災者たちの現状から、私たちにとっても共通する課題として、皆様と共に考えさせていただけたらと思います。


(プロフィール)

小松由佳 こまつ・ゆか

1982年秋田県秋田市生まれ。ドキュメンタリーフォトグラファー。
米農家だった祖父母が田んぼで働く姿を眺めて育ち、近郊にそびえる秋田市の名山、太平山(1170m)に幼少時より憧れを抱く。高校登山部にて初めて太平山に登り、山の世界に魅了される。

東海大学山岳部にて本格的な登山を学び、2006年、“世界で最も困難な山”と称される世界第2の高峰K2(8611m/パキスタン)に日本人女性として初めて登頂(東海大学山岳部 OB隊)。植村直己冒険賞受賞(2006年)。

次第に、風士に根ざした人間の営みに惹かれ、草原や沙漠を旅しながらフォトグラファーに転向。2008年よりシリアを撮影するも、2011年からのシリア内戦で人々の境遇の変化を目撃し、2012年よりシリア内戦・難民を取材。近年は3歳と6歳の子供連れで、「子連れパニック取材」を行なっている。
著書「人間の土地へ」(集英社インターナショナル/2020年9月)にて、第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。2022年、第11回モンベル・チャレンジ・アワード受賞。シリア人の夫と二人の子供と東京都在住。公益社団法人 日本写真家協会会員。

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